仕事や家事に忙しい毎日。ふと鏡をのぞくと、そこに映る自分の顔にドキッとしたことはありませんか?
年齢を重ねるごとに目立ってくる小じわやたるみ、ハリを失くした肌。気になりますよね。そこで、毎日続ける食に関する7つの習慣で、見た目年齢が10歳若返るアンチエイジング法をご紹介します。
お肌の老化を防ぐために外からのスキンケアと同じくらい、食べ物の“質”や“食べ方”は美肌づくりには欠かせません。あなたも毎日の食習慣で10歳若返ってみませんか?
アンチエイジングって?
アンチエイジングとは、老化=エイジングに抵抗、反対=アンチすること。
私たちのカラダのほとんどは水分ですが、加齢によりカラダの水分量は減少します。
生まれたばかりの赤ちゃんは体重の約75%が水なのに対し、成人男女は約60%、シニア世代になると約50%にまで減少。
さらに、カラダのハリやうるおいまで奪い、重力によってたるみ現象が起きます。これが、お肌の老化です。
老化の原因
お肌の老化には、「酸化」「ホルモンの減少」「メンタル」の3つが影響しています。
1.酸化
カラダに侵入してくる細菌やウィルスなどをやっつけてくれる活性酸素が過剰に発生することで、カラダを酸化させてシワやシミ、たるみなどの肌トラブルを招きます。
2.ホルモンの減少
成長ホルモンや甲状腺ホルモンなど、若さを保つのに必要なホルモンの分泌が加齢と共に低下。
その逆に、副腎皮質ホルモンや甲状腺刺激ホルモンなど、老化を促進するホルモンは加齢と共に増加。さらに生活習慣の質によりホルモンの分泌はますます早く低下します。
3.メンタル
「喜」「怒」「悲」「憂」「恐」の5つの感情が何らかの要因によりバランスを崩し、やる気や生きがいを失うことで老化が一気に加速しやすくなります。
アンチエイジングと食生活
アンチエイジングのためにフィットネスジムやエステに通うことも有効ですが、老化を防ぐアンチエイジングは食生活と切り離しては考えられません。
「医食同源」という言葉もあるように、食べ物や食べ方によって心も体も健やかに保つことができ老化防止へとつながるわけです。
ここでご紹介する7つの習慣は、毎日の食生活でできるちょっとしたエイジングケアとなります。
毎日続ける7つの習慣
1.食べる順番を守る!
急激に血糖値が上がらないよう、「サラダ→メインディッシュ→デザート」「酢の物→煮物・焼き物→ご飯→甘味」というように、食物繊維→タンパク質→炭水化物という順番で食べましょう。
2.食物繊維をたくさん摂る!
食物繊維の多い食品をたくさん食べることで、急な血糖値の上昇を抑えられるだけでなく、唾液の分泌も増え満腹感を得やすくなりますし、便秘の解消にもつながります。
3.朝食は控え目に食べる!
午前中はカラダのデトックスタイム。朝からお腹いっぱい食べると消化活動にエネルギーの大半が使われてしまい、デトックス(排泄)活動に支障をきたすため朝食は控え目に。
4.オリーブオイルを常食する!
オリーブオイルには善玉コレステロールを増やし、腸の中で栄養素の吸収を促進する働きなどのエイジング効果が。特にエクストラバージンオイルは強力な抗炎症作用を持っています。
5.納豆を食べる!
納豆に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンと同じような働きをし、更年期障害や骨の老化、活性酸素を取り除く働きをします。
6.小魚を積極的に食べる!
魚には血液を守るエイコサペンタエン酸(EPA)、脳の機能を維持し目の健康を守るドコサヘキサエン酸(DHA)が豊富。特に小魚は魚全体を食べられるのでおススメです。
7.食品の組み合わせに気を付ける!
消化のされにくい肉や魚、穀類は野菜や果物と組み合わせることで、消化しやすくなり内臓への負担を減少。「野菜・果物+穀類」「野菜・果物+肉・魚」という組み合わせで食べましょう。