つらい不眠症に1日15分!質の良い眠りを手に入れる仮眠法

昔から“寝る子は育つ”などと言われていますが、大人になれば子どものようにたくさん寝ることはできませんし、その必要もありません。

ある調査によれば、日本人の平均睡眠時間は約7.5時間。ところが、4~5時間の睡眠で元気な人もいれば、10時間寝てもスッキリしないという人もいます。また、「なかなか寝付けない」「夜中に何度も起きる」など不眠に悩んでいる人も多く、今や国民の20%が不眠症だとも言われています。

そこで、質の良い眠りを手に入れ、毎日をスッキリと元気に過ごせる方法をご紹介します。


なぜ眠れない? その原因

眠れない原因って、実はかなり複雑でいろいろな要因が重なり合ったりしています。たとえば心配事がある、人間関係などのストレス、環境が変わった、コーヒーの飲み過ぎなど。

脳梗塞やパーキンソン病、心臓疾患から眠れないことも。また、最近では眠る直前までパソコンをしたり携帯ゲームをしたりしている人も増え、脳が興奮している状態から眠れないというケースもあります。ですので、大切なのはこれらの原因を排除してあげること。

不眠症セルフチェック!

では、あなたが不眠症かどうかを簡単にセルフチェックしてみましょう。4つ以上当てはまる場合は、不眠症の疑いがありますのでできれば医師に相談してみましょう。

  • 布団に入って眠るまでに時間がかかる
  • 夜中に何度か目が覚める、一旦起きると眠れない
  • 熟睡できたわけではないのに、朝は早くから目が覚めてしまう
  • 睡眠時間は足りているのに疲れが取れない
  • ぐっすりと眠れることが少ない
  • 日中に眠気を感じることがよくある
  • 日中の動きが少し低下している
  • 日中は何となく気分が優れないことがある

寝不足で起こる症状

寝不足は集中力が低下するだけでなく、そこにはさまざまな症状があり思わぬ病気に発展する可能性もあります。たかが寝不足と侮ってはいられませんよ。

脳機能低下

  • 集中力低下
  • 注意維持障害
  • 感情抑制機能低下
  • 認知機能障害
  • 記憶・学習障害
  • 意欲低下
  • 精神性ストレスの蓄積など

免疫機能低下・異常

  • がん発症リスク増大
  • 感染リスク増大
  • アレルギー性疾患発症リスク増大

その他

  • 血圧上昇
  • 虚血性心疾患リスク増大
  • 肥満など

なぜ睡眠が必要なのか?

理想の睡眠時間はその人によって違いますが、大切なのは睡眠の質。でも、なぜ睡眠が必要なのでしょうか。「眠くなったから寝る」「明日も元気に働くため」などと考えている人も多いはず。

“寝る”という行為には、肉体や精神の疲労回復だけでなく、その日に吸収したさまざまな情報を整理し、必要なものと不必要なものを仕訳する重要な役割もあります。また、眠りについて3時間くらいの間に成長ホルモンが活発になり、老廃物の排出や細胞の生まれ変わりに大忙し!

熟睡した翌朝に化粧のノリがいいとか、寝ている間は免疫力が上がるので、風邪を引いたら風邪薬より寝薬がいいとか言われているのには、こうした理由があるからなんですね。

1日15分の仮眠法

では、手っ取り早く不眠症を解決する方法を伝授しましょう!それが、1日15分の仮眠です。

あなたは、お昼を食べてしばらくすると眠気に襲われたことはありませんか?実はこれって生理現象でもあり、体内時計の仕業なんです。

昔は日本でもお昼寝の習慣がありましたが、体内時計には「生体リズム」と「太陽リズム」に1時間のズレがあり、午後のお昼寝はそのズレを調整する役割があります。

15分の仮眠をとることで夜の眠りにつきやすくというわけです。ただし、午後なら何時でもいいわけではありませんので要注意!

不眠症を解決する15分仮眠法

  • 時間帯:午後1時~3時までの間
  • 仮眠時間:15分~20分程度(高齢者の場合は30分~1時間)

ポイントは布団などでしっかり寝るのではなく、あくまでもソファーやリクライニングチェアなどを利用すること。

仮眠の前にコーヒーなどを飲んでおけば、カフェインの働きで目が覚めやすくなりますよ。